「つながる」ため、表現し続ける

 

つむぎにて、マーケティングの責任者を務めています。主な業務は、お客様にお届けするDMやチラシのデザイン・作成や、展示会の準備・運営など。つむぎとして、どんな方々に価値を提供できるのか。どのように伝えられれば心に響くのか。そんなことを考えながら、デザインやコピーを日々練っています。

 

現在の仕事に携わるようになったのは、学生時代に打ち込んでいた「弁論」の活動で、表現を磨き、人に伝える楽しさを知ったことがきっかけです。

 

弁論とは、聴衆の前で行うスピーチのようなもの。いかに聞き手の心を打つ弁論ができるかを競う全国大会では、これまでにさまざまな賞をいただきました。

 

弁論で得た学びを活かし、社会人になってからは、個人の思いや価値観を言語化するワークショップやコンサルティングサービスを提供してきました。

 

周りの方からは「髙松さんは弁論の経験を活かして、“話し方”を教えてくれるんですね」と言われることがあります。たしかに、伝え方を磨くのも弁論においては大切です。ですが、それだけが本質ではありません。

 

大会当日までに何ヶ月間も、「何を伝えられるのか」と、自分の人生を掘り下げていく。それを人に伝わるように言語化して、磨き込む。これ以上ないほどにありのままの自分と向き合った後には、不思議と自己肯定感や自信が生まれるんです。当日、弁論する時間はたったの7分間ですが、それまでのプロセスにこそ価値があるのだと、私は確信しています。

 

「自分はこんな人間で、こんなことをやりたいです」と発信すると、共感してくれる仲間が周りに集まってくれますよね。これって、会社や組織も同じことが言えるのではないでしょうか。その会社が掲げる理念をしっかり伝えることでお客様が集まり、事業が発展していく。言葉でもビジュアルでも、あらゆる手段で表現することで、そのサポートをすることが私の目指す姿です。

 

今では言葉だけでなく絵やビジュアルデザインも駆使しながら、つむぎという会社自体のマーケティング業務にとどまらず、つむぎのお客様である葬儀社様のブランディングに関する支援もさせていただくようになりました。

 

これまでに、言語化のサポートは多く経験してきましたが、デザイン領域はまだまだ経験値を積んでいる真っ最中です。そんな中でも、私の挑戦したい気持ちを受け止めてくれて、「まずはやってみようか」「髙松さんにお願いしたい」と任せていただけるつむぎの環境には、本当に感謝しています。

 

これからもつむぎとつむぎのお客様がたくさんのファンや仲間とつながっていけるように、私自身もクリエイティブなスキルを磨き続けていきたいと思います。