視野を広げ、幸せを最大化する
社会人3年目までに8回仕事を辞め、職場を転々としていました。やりたい仕事なんてないから働くことに意欲も湧かないし、人間関係も面倒に感じることが多くて、どれも続かなかったんです。新卒で入社した会社は、たった2週間で退職しました。
仕事を辞めるたびに不安になり、金銭的に苦しい時期もありました。生活のためだけに、コールセンターや携帯電話販売などの不向きな仕事に挑戦するも、案の定長くは続かず……。社会に出てからはずっとこんな生活だったので、気持ちは落ち込む一方。
「このままではまずい」と思い、社会人3年目の冬、行動に出ました。スキル習得から案件獲得までワンストップで体験できる、フリーランス養成講座に参加したんです。
養成講座では、実際にフリーランスとして活動する人や、バイトと趣味を両立している人たちと出会いました。時間や場所、雇用形態に捉われない働き方を間近で見て、視野が広がったんです。
「会社員として働き続けなければいけない」という固定概念が消え、落ち込んでいた気持ちが段々と前向きになっていきました。
養成講座終了後に立てた目標は「30歳までにフリーランスになること」。そのために、スキルを身につけるべく取り組んだのがライターの仕事でした。はじめは「自分にもできそう」くらいの気持ちでしたが、後にやりがいを持てる職業となります。
SEOライティングや校正・校閲など、様々な仕事を経験しましたが、中でもやりがいを感じたのはインタビュー記事の制作。インタビューを通してその人の価値観を知り、自分の視野を広げられるのが嬉しかったんです。
多くの人の考えに触れるのが楽しく、気がつけばライター歴が3年半になっていました。仕事が続かなかった私が、前向きに働き続けている。それは間違いなく、ライターという職業にやりがいを持っているからです。
インタビューライターとしてもっと活動の幅を広げたい。そんな気持ちで仕事を探していると、つむぎの求人が目にとまりました。「想いをつむぐ」の言葉に惹かれたことは、今でも明確に覚えています。ただ原稿を書くのではなく「一つ一つの言葉を大切にしている会社なんだろうな」という印象を受けたんです。
実際につむぎでブランドブックを制作した際は、その方の想いや魅力が最大限伝わるよう、一語一句に魂を込めながら執筆しました。こんなにも誰かを想いながら執筆することはなかったので、新鮮でしたね。
現在は、社内サービスの紹介記事を担当しています。代表の前田さんをはじめとする社内メンバーの話を聞き、社外向けに原稿を執筆。社内インタビューを通じて、改めてつむぎの『働くがやりがいに、そして人生を幸せに』に共感しています。働くのが面白ければ、人生もどんどん面白くなる。仕事に向き合い、幸せな人生を実現したいですね。
そしてこれからは、ライターとして活動していくだけではなく、スポーツの試合の実況アナウンサーやコワーキングスペースの運営、カフェの経営にも挑戦したいです。
アナウンサーには元々憧れを抱いており、現在もスクールに在籍中。後者2つは、アルバイト経験を通して、「人と人を繋ぐ場所」を提供したいと考えるようになりました。全て叶えられるかは分かりませんが、一つでも多く実現するための努力は怠りません。
また、現在までの経験で培った価値観を還元するため、キャリア教育にも携わりたいです。人生に迷う人たちに「自分に合う働き方はたくさんある」ことが伝われば、生きるのがもっと楽しく、ラクになるはずだから。
そのために、これからもインタビューを通して、より多くの人の価値観に触れていきたいのです。
視野を広げ、選択肢を増やすことが、人生の幸せに繋がる。
その一心で、人の想いをつむぎます。