今回ご紹介するのは、”東北エリアで最もエステティシャンが憧れるエステサロンを創る会社”である、ゆめづくり東北株式会社の中村太雅様(以下、中村様)。秋田県を拠点に、エステティシャンの幸せを何よりも大切にしたサロン経営をしています。
中村様がパーソナルブランドブックを発注しようと考えたのは、「社員の幸せがお客様に広がる」という考えのもと、一人ひとりの人間性や価値観を多くの方に届けたかったからだと言います。他にも、パーソナルブランドブック制作を通しての社員の変化や、活用方法についてお話を伺いました。
社員の幸せを実現し、お客様や新たな仲間に幸せを連鎖させたい
−−まず、パーソナルブランドブック導入の経緯を教えてください。
中村様:ゆめづくり東北では、社員一人ひとりがやりがいをもって働き、キャリアとプライベートのバランスを取りながら自己実現することを目標にしています。それが社員の幸せに繋がり、お客様や未来の仲間にも広がっていくと考えているからです。この願いを叶えるため、まずは社員一人ひとりに目を向けるべく、パーソナルブランドブックの導入を決めました。
社員同士がお互いの価値観を知り、良いチームづくりができるようになった
−−パーソナルブランドブック制作後、社員さんにどのような変化がありましたか?
中村様:仕事のやりがいや入社理由を再認識してもらえただけでなく、ゆめづくり東北が社員一人ひとりを大切にしている会社だと感じてもらえました。パーソナルブランドブックは多方面で活用できるツールであること以前に、制作物としての価値があると思っています。
組織的な面では、社員同士のコミュニケーションが円滑になりました。お互いのパーソナルブランドブックを読むと、自然と各々の仕事観を理解できるんです。それを踏まえて適切な声かけや指示ができるようになったので、各サロンのスタッフはいきいきと楽しい雰囲気で働いてます。
事前に求職者やお客様に社風を共感してもらっているので、ミスマッチが防げている
−−パーソナルブランドブックを活用したことで何か良い変化はありましたか?
中村様:ゆめづくり東北では、パーソナルブランドブックを会社案内として活用しています。ですので、求人にご応募くださる方のほとんどがパーソナルブランドブックを読み、社風に共感してくださっているんです。未然にミスマッチを防げるので、採用担当と求職者、双方の負担軽減にも繋がっています。
中には、サロンに通うお客様が「ゆめづくり東北で働きたい」と言ってくださることもあるんです。各店舗で1〜2人のお客様と面接しましたが、7割くらいの方がパーソナルブランドブックを見てくださっています。このように、ブランドブックは社員はもちろんお客様や求職者の方々、すべての人の幸せに繋がっていると実感しました。
社員を大切にする会社であり続けたいと再認識した
−−パーソナルブランドブックの制作を通しての学びがあれば教えてください。
中村様:社員を大切にする会社であり続けたいと改めて感じました。会社を拡大するためには効率よく業務を行うための「仕組み化」が欠かせませんが、「社員一人ひとりを大切にすること」も両立したいです。
社員を大切にするためには時間もお金もかかります。必要最低限の環境を整えれば出費が抑えられ、会社が倒産することはないかもしれません。しかし、社員が会社を支えていることは確かです。今回のパーソナルブランドブック制作を通して、このことを再確認しました。だからこそ、これからも社員や家族の幸せを想った選択をし続けます。
社会人に対してネガティブな印象を持つ美容学生さんに、希望を持ってほしい
−−これからの展望について教えてください。
中村様:よりたくさんの美容学生さんにブランドブックをお届けしたいです。今の美容学生さんは、社会人に対してポジティブな感情を抱いている方と、そうではない方で二極化しています。後者の学生さんたちに、パーソナルブランドブックを通して「エステの業界ってこんなにキラキラしているんだ」と希望を持ってほしいのです。
キャリアと人生の夢を両方実現できる会社は、当社以外にもあります。いきいきと働いているスタッフもたくさんいます。まずはそれを知り、働くことを前向きに考えてほしいですね。そして、「夢を叶えたい」という志を持つ人たちが幸せになり、多くの人にその幸せが連鎖してほしい。そんな願いを込めて、パーソナルブランドブックをお渡ししていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これまでにもさまざまな会社様へ、パーソナルブランドブックの導入事例インタビューをさせていただいております。ぜひ他の会社様の事例もお読みになられてみてください。