ただの雑談で終わらない1on1の心得・技術を学ぶための「1on1研修」【つむぎサービス大辞典 Vol.13】
みなさんこんにちは!つむぎの西本です。つむぎがご提供するサービスを一つずつ紹介する「つむぎサービス大辞典」、今回で最終回となります。

最後にご紹介するサービスは「1on1研修」です。社内で「心理的安全性醸成ワークショップ」も担当する林将寛に、1on1研修の概要から進め方に加えて、お客様からいただいた声なども伺いました。「1on1をどう実施すればいいか悩んでいる」という方は、ぜひ最後までお読みください!

【お話していただいた人】
林将寛
大学卒業後はキャリアコンサルタントとして働くことに悩む人に寄り添い、転職して発達障がいを持つ子どもとその親向けの家族支援を行った後、独立。2020年9月つむぎにジョイン。対話的支援を軸に、一人ひとりが働きやすく、仕事で成果が出せる組織の風土づくりに取り組んでいる。
ただの雑談で終わらない1on1の心得・技術を学ぶための「1on1研修」【つむぎサービス大辞典 Vol.13】

メンバーと適切な関係性を築けるように

ただの雑談で終わらない1on1の心得・技術を学ぶための「1on1研修」【つむぎサービス大辞典 Vol.13】
1on1研修は、1on1を実施するマネジメント層向けに、1回2時間、全3回の構成で実施する研修です。

いまや1on1は多くの企業で実施されていますが、実施する側の悩みとして「どう進めたらいいかわからない」「何を聞けばいいのか悩む」ということがよくあります。そういった悩みを持つ方に向けて、1on1研修の進め方や、押さえておきたいポイントなどをお伝えしています。

私自身、1on1は「伴走支援」だと考えているのです。従業員の状態を把握して、モチベーションを高めたり、一緒にキャリアを考えたりする時間。それができるのが1on1だと思います。

1on1をより意味のある時間にするためには、相手とどうコミュニケーションを取ればいいのか。そういった部分を理解し、適切な関係性を築くための研修と言えるかもしれません。

1on1を「実践しながら」学ぶ研修


1on1研修は全3回で構成されていて、基本的に以下の内容で進めていきます。

【1回目】
1on1研修を実施する目的の理解、およびベースとなる「傾聴」に関する理解を深める。

【2回目】
従業員の話を引き出すための問いかけの方法や、従業員が正しい方向に向かって行動を起こすために必要となる、フィードバックの伝え方に関する理解を深める。

【3回目】
効果的な1on1が実施できているか振り返る。

「研修」と聞くと堅苦しいイメージを持たれるかもしれませんが、「学びと実践」を大切にしているので、ワークショップに近い形で研修を実施しています。

やはり座学だけでは、内容を理解したつもりでも、実践に移すとうまくできないケースは珍しくありません。インプットした後のアウトプットこそ、新しい学びを得る絶好の機会だと考えています。そのため、研修では参加者同士でのワークも取り入れており、学びを実践する機会を設けているのです。

研修では、いくら失敗しても大丈夫


ただの雑談で終わらない1on1の心得・技術を学ぶための「1on1研修」【つむぎサービス大辞典 Vol.13】
1on1について個人的に感じるのは、「本当にこの1on1がいい時間になっているのか、実施者側が自覚することは難しい」という点です。

例えば1on1の相手が直属の上司であれば、たとえ1対1の空間でも、思ったことを簡単には言えないと思っていて。相手が今何を考えて、どう感じているのかを把握するのは、とても難しいことだと考えています。簡単ではないからこそ、研修ではいくら失敗しても構いません。

研修を通じてたくさんのことにチャレンジしていただき、失敗を重ねて、自身の会話の傾向やクセに気付くことができる。そして、実際に1on1をする場面になったとき、お互いが信頼できる状態で話せている。1on1研修は、そういった関係性を構築するための「土台づくり」にしたいですね。

人材育成がなかなかスムーズに進まない、心理的安全性が高まらない、1on1を行っているけれども、なかなか効果的に実施できていない、そんな企業様には、特に1on1研修の受講をおすすめします。

お客様からいただいた声


実際に1on1研修を受けていただいた方からは、以下のような言葉をいただきました。

話を聴くことは決して簡単ではなく、奥が深いものです。実際に1on1研修を受けていただければ、奥深さがより伝わるかと思います。
ただの雑談で終わらない1on1の心得・技術を学ぶための「1on1研修」【つむぎサービス大辞典 Vol.13】
1on1研修を通じて私が実現したいことは、「従業員の話に耳を傾けて、相談に乗ることができる人を増やす」です。

1on1を担当する人の役割には、従業員の強みや可能性を引き出すことがあると思っています。だからこそ、「私は従業員の相談に乗れるし、可能性を引き出せる」という人が組織の中に増えれば、組織全体がよくなっていくと考えています。組織全体が良くなる一つの方法として、1on1研修が機能すれば嬉しいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!ライフコーチとして多くの人と接してきた林だからこそ、1on1研修にかける思いの強さが見て取れます。「効果的な1on1を実施できるようになりたい」とお考えの場合は、ぜひ1on1研修制度の活用をご検討ください。

また、つむぎでは1on1研修以外にも、さまざまなサービスを提供しております。働くことに前向きになれる、そんな組織を作りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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【バックナンバー】
福利厚生でコーチングを受けられる「福利厚生型コーチング」【つむぎサービス大辞典 Vol.10】
一人ひとりの成長と強い組織づくりを実現する「ストレングスファインダー研修」【つむぎサービス大辞典 Vol.5】