みなさんこんにちは!つむぎの西本です。弊社がご提供するサービスを一つずつ紹介する「つむぎサービス大辞典」、今回で5回目を迎えました!

今回ご紹介するサービスは「ストレングスファインダー研修」です。ストレングスファインダーを開発したギャラップ社の認定ストレングスコーチの資格を持つ寺嵜孔希に、サービスの概要から実現したいことまでを伺いました。従業員の成長に加えて、組織作りにも関心をお持ちの方はぜひ最後までご覧ください!


【お話していただいた人】
寺嵜 孔希(てらさき こうき)
大手経営コンサルティング会社に約8年間勤務したのち、「信念のある人を大切にする会社をサポートしたい」という想いのもと、2023年1月からつむぎにジョイン。ストレングスファインダーの認定コーチ資格を保有しており、30〜50名規模の葬儀社、また経営者向けストレングスコーチングとして、エステサロン経営者などへのコーチング実績も持つ。


ストレングスファインダー研修は、一人ひとりの才能や資質を活かす方法を考えるもの

まず、ストレングスファインダーとは、アメリカに本社を置いて人事に関する調査を行っているギャラップ社が開発したサービスです。生産性高く仕事や私生活に取り組めている全世界200万人に対して、一人ひとりにインタビュー調査をした調査分析から、人には5000種類以上の才能が存在していることが分かりました。

そこで、その才能たちを34個の資質という括りに集約し、一人ひとりがどの資質を相対的に高く持ち合わせているかを有料アンケート(177問の選択回答型質問)によって診断します。それらの才能や資質は、ダイヤモンドの原石の状態と同じく、磨いていくことで常に最高の状態に近い成果を出せるスキルへと進化していきます。

そこでストレングスファインダー研修では、ご自身の自己理解(どんなことが得意なのか)を正確に学び、そしてそれを今後どのように活かしていくのかを考える機会を提供しています。さらに社内の他の方も一緒に研修を受けるので、社員間の相互理解を促進する効果もあります。

研修はオンライン(Zoom)で実施するため、店舗が複数ある場合でも同時に研修を受けられます。管理職向けに実施するケースが多いですが、一般社員の方々向けに内容をカスタマイズして行うことも可能です。

弊社には、私以外にもストレングスコーチの資格を持つメンバーが3人います。組織全体としてストレングスファインダーに強い特徴があるので、研修内容には自信を持っていますね。

研修で自分を理解し、他社に共有する



ストレングスファインダーを社内で活用する目的は、強い組織を作るということです。強い組織というのは、「チームや組織とポジティブな感情のつながりがあり、熱意をもって自発的に取り組む心理状態の社員が多い組織」を指しています。

そのような組織を作るためには、次の4つを自分自身が理解し、また社員間で共有できている必要があります。

①私が最も力を発揮できるとき
②私に任せてほしいこと
③私が最も力を発揮できないとき
④私が機能するためにメンバーに求めるもの

これら4つを明確にして、そして社員間で共有するために、ストレングスファインダー研修が生まれました。

「強い組織を作りたい」と考える経営者や企業と伴走したい

強い組織を作っていくためにはステップがありますが、一番大事な事は経営者自身が強い組織を作りたいと本気で思うことです。

強い組織を作るというのは社内文化を作るということと同じ意味であり、それは一朝一夕ではできません。頑張り始めて半年ぐらいで成果を感じるようになり、社内に文化が浸透されるまでは2~3年ほどかかると言われています。

地道で時間がかかっても、それでも良い組織を作っていきたいとお考えの経営者にとって、これほど科学的で再現性の高いノウハウはないと思いますので、そのような経営者や会社様と伴走できればと考えています。

ストレングスファインダー研修をしていてよくあるのは、「一緒の会社で一つ同じ屋根で働いている者同士でも、意外とコミュニケーションが取れていない」ということに、参加者自身が気づくケースです。

自分のことを知ったり、相手のことを知ったりという機会は意外と意識的に作らないと後回しになっていることも多く、それゆえに社内での摩擦やもめごとが発生しているケースも多いです。

だからこそ、ストレングスファインダー研修では講師側が一方的に教える研修ではなく、皆で一緒に学んでいく過程を大事にしていて、参加者同士でのコミュニケーションを大事にしています。

自分の同僚の結果を見て、その人は本来どんな強みがありそうかという仮説を立ててから、その仮説を実際に本人にぶつけてみて仮説検証するという「ストレングスファインダーを通じた相手の洞察」というワークなど、多数のワークを通じて自分を知り、そして相手を知るという経験を重ねていきます。

「自分のネガティブな面も受容する」という変化

研修終了後のアンケート結果では、これまでに下記のようなコメントをいただきました。(原文ママ)

・自分の資質をみてどうしてもマイナス面に目が行くことが多かったが、その資質を受容することで強みにかえる準備ができたように感じます。

・みんなの資質を見ながら、自分基準に物事を考えるのでなくてはそれぞれの価値を認め、価値を見出してあげられるようになりたいと思います。

・相手を知るうえで資質を知ることは大切。資質を磨いて強み(長所)を伸ばせると特性が生かせる。

・ストレングスファインダーを受けて結果を見て、自分自身がどんな気質があるかが当てはまっていたけれど、今後強みを仕事にも生かしていけたらと思いました。同じようなタイプでも違ったりしていてとても面白かった。

・自分自身あまり得意なことがないと思っていたが意外と周りから優れていると言われて驚いた。もっと自分の深く優れていることを学びたい。

・自身の良いところと悪いところは表裏一体。決して卑下にならず、自分自身を受け入れること。それが大切だと感じました。

・自分について、理解できていないところなども何となくなるほどと思えたり、あの方はこんな資質を持っていたんだと、レッテルを貼らずに視野を広げて見れるようになると、自分も向上できると思いました。

自分のことって、意外と自分では理解できていないものです。そういった部分も、ストレングスファインダー研修を受けていただくことで明確になります。

強い組織づくりの一助として

一人ひとりの個性や強みを活かすための土台作りがストレングスファインダー研修の大きな目的ですが、その先にはストレングスファインダーの考え方を社内に上手に取り入れ、会社としての社員一人ひとりの生産性アップがゴールにあります。

一般的な性格診断や社員タイプ診断とは大きく異なり、一人ひとりの成長をサポートし、そして本人ですら気づいていない世界まで連れて行ってくれる可能性を秘めているのがストレングスファインダーです。皆さんがストレングスファインダーを取り入れ、強い組織づくりをされていくことをサポートしていければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!自分の強みを再発見し、弱みとする部分も受容する。そんな過程を通して強い組織を作りたいとお考えの際は、ぜひトレングスファインダー研修をご検討ください。

また、つむぎではストレングスファインダー研修の他にも、さまざまなサービスを提供しております。働くことに前向きになれる、そんな組織を作りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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