みなさんこんにちは!つむぎの西本です。つむぎが提供するサービスを一つずつ紹介する「つむぎサービス大辞典」、今回が3回目になります。

今回ご紹介するサービスは「社内報プロジェクト」です。幅広い領域でつむぎに携わっている田口 敏広に、社内報を作成する目的から作成にあたって重視することまで、余すことなくお話を伺いました。ぜひ最後までお読みください!

 

【お話していただいた人】
田口 敏広
イギリスの大学院修士を卒業し、国内のNPOを経て2022年8月つむぎ株式会社にジョイン。社内ではコンサルタント業務に従事しつつ、社内報や広報系のニュースレター作成、中途採用支援やリブランディングの一環である行動指針の作成など、幅広く取り組んでいる。常に何かしらの社会課題について考え、少しでも幸せな人生と社会を作るために奔走中。

 

それぞれの企業様の課題感に沿って、社内報を作成する

社内報を作成するきっかけは、ある企業様がミッション・ビジョン・バリューのリブランディング(VMV構築)に取り組んだことです。ミッション・ビジョン・バリューのそれぞれを新しくしたものの、どう伝えるかという手段が決まっていませんでした。伝え方はさまざまあると思いますが、その一つとして社内報を作成する流れになりました。

上記の場合は経営理念の浸透が目的でしたが、社内報を作成する目的は企業様によってさまざまです。広報周りのリブランディングを目的に、あるいは従業員同士のコミュニケーションを促進するためになど、企業様の課題感に沿って作成しています。

ワンパターンではない社内報作成の進め方

1つの社内報が完成するまでの期間はバラバラですが、おおむね2〜3ヶ月で1回発行しています。ただ、社内報の作り方は企業様ごとで異なります。

例えば、従業員のインタビューを掲載する社内報の場合は、何を聞くかというテーマ設定から始まってインタビューを実施し、イラストを考えて作成まで進める流れをとりました。このケースは私たちが中心となって作成するパターンですね。

一方で、制作を企業様にお願いする進め方もあります。決して丸投げではなく、私たちはファシリテーションや進行管理といった面で作成のお手伝いをします。これは、企業様から「社内報作成を通して、従業員の成長につなげたり成功事例を作りたい」という依頼をいただいたのでそういった進め方にしているんです。

伝えたいことを伝わりやすくするために、社員を成長させるためになど、目的に応じて進め方を変えて、ベストな社内報を作成できるよう努めています。

意識するのは、会社らしさが出る社内報にすること

実際の社内報の一例

 

社内報を作る際に出てくる課題は「読まれない」ということです。簡単に流し見する程度なら見ていただける可能性もありますが、社内報をしっかりと読むことって少ないと思います。だからこそ、「どうしたら読んでもらえるか」をすごく考えています。

まず検討するのは社内報のコンセプトです。楽しく読んでもらいたいので、ただの社内報ではなく、その会社らしさが詰まった社内報になるよう心掛けています。コンセプトを考えた後にデザイン案をお送りして、そこから詳細を決めていく流れです。

何より社内報を楽しく読んでもらえるよう、漫画風にしたりクイズを載せたりするケースもあります。深く関わっているからこそ、その会社らしさが出るように。この点はこれからも重視して作成していきます。

社内報を通じて新たな一面を知ることができる

従業員の方にインタビューした内容を載せる社内報を作成した際、インタビューを受けた従業員の方だけでなく、ご家族の方からも喜びの声をいただきました。「こんな思いで働いているのを知れて良かった」と言ってもらえて、そのときは社内報を制作して良かったという感覚を抱きました。

ミッション・ビジョン・バリューに関しても、「この理念には共感していたけど、この理念はよく分からなかった。でも、社内報のおかげでイメージできるようになった」という従業員様の言葉もありましたね。

社内報が、誰かにとって新しい気づきを与えるものになる。会社や働く従業員の新しい側面を知れるものになっていれば、自分としても作成する意義があると考えています。

自社の良さを再認識できる、そのきっかけとして社内報があればいい

社内報という媒体そのものは汎用性が高くて、いろいろな使い方ができます。つむぎとしては社内報作成を通して、会社らしさが紙面で表現されたらいいのかなと思いますね。

会社の一員として働いていると、自社らしさを実感する機会って少ないと思うんです。でも、その会社の良さや正しさを感じてもらいながら働ければ、きっと前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになるはず。その良さや正しさを目で見てわかる形にして、再認識できるようにすることが僕の価値だと思うし、社内報を作る意味にもなると考えています。

もちろん広報的な意味合いで作成するのも大歓迎です。そのうえで、会社の文化や価値観を表現して育てていく、その機会として社内報作成があると思っています。これからどんどん、いろいろな企業様の社内報を作成していきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!経営理念の浸透から社内コミュニケーションの活性化まで、社内報はあらゆる効果を期待できる制作物です。制作の進め方も柔軟に対応いたしますので、ぜひ一度制作をご検討してみてはいかがでしょうか。

また、つむぎでは社内報作成以外にも、さまざまなサービスをご提供しております。従業員が前向きな気持ちで働ける、そういった環境にしたいとお考えの場合は、ぜひお問い合わせください!

サービスの一覧を確認してみる
問い合わせをしてみる

【つむぎサービス大辞典 Ver.2】入社後の定着までを考えて取り組む「採用ブランディング」
【つむぎサービス大辞典 Ver.1】幸せな人を増やすことにつながる「VMV構築支援」