みなさんこんにちは!つむぎの西本です。弊社がご提供するサービスを一つずつ紹介する「つむぎサービス大辞典」、今回が4回目になります。

今回ご紹介するサービスは「パーソナルブランドブック」です。パーソナルブランドブックの編集に携わる小泉 京花に、編集を通して感じる楽しさや難しさ、大切にしていることなどを伺いました。パーソナルブランドブックの編集者がどういった想いを持っているのか、気になる方はぜひ最後までお読みください!


【お話していただいた人】
小泉 京花(こいずみ きよか)
2021年11月、つむぎ株式会社にジョイン。自身も紡ぎ手(ライター)として執筆に携わったのち、現在はパーソナルブランドブックの編集、ディレクションに従事。「マルチポテンシャライター」として、インタビューライティング・メディア運営・SNS運用など含めて幅広く活躍している。座右の銘は「違和感を信じろ」。


パーソナルブランドブックは、社員様一人ひとりをブランド化するもの

パーソナルブランドブックは、つむぎが提供するサービスの一つであり、働く社員様一人ひとりをブランド化するものです。なぜこの仕事に行き着いたのか、社員様ご自身のバックグラウンドに加えて、働くうえで大切にされている想いなどをインタビュー形式で伺っています。

また、お話を聞かせていただくことで、社員様が自分の仕事について振り返るきっかけになる側面もあります。自身のエンゲージメントが高まるだけでなく、会社全体がより良くなるお手伝いができていたら、それ以上に嬉しいことはありません。

日々の業務では、社員様が自身の話をする場面は限られているでしょう。でも「この人がどういった想いで働いているのか聞いてみたい」と考える幹部層の方も、決して少なくないはずです。

パーソナルブランドブックは、ちょっとした待ち時間の間や、家に持ち帰って読んでいただき、社員様のバックグラウンドや想いを詳しく知れるアイテムになり得る。想いを文章として残すことは、パーソナルブランドブックの大きな価値だと考えています。

パーソナルブランドブックが持つ価値を最大化するために

編集者の立場で携わるなかでは、二つのことを大切にしています。一つ目は、パーソナルブランドブックが本当に価値を発揮できているか。

お客様に提供するものである以上、作り上げたパーソナルブランドブックが社員様個々人のブランド化につながっているかどうかを、特に意識しています。素敵なお話をたくさん伺っても、たった1000字の原稿ですべてを伝えようとすると、逆に何も伝わらなかったりするんですよね。要点を絞って、その人だけのコアとなる部分をわかりやすく伝えられるよう工夫しています。

二つ目は紡ぎ手(つむぎではライターのことを「紡ぎ手」と呼ぶ)さんと議論しながら、原稿を作り上げていくことです。一緒に試行錯誤しながら作り上げていく過程がとても楽しくて。

どの紡ぎ手さんも、丹精込めて素敵な原稿を書き上げてくださいます。本音は、原稿にあれこれ手を加えたくはありません。とはいえ、編集者として「ここはこうしたらもっと良くなると思う」といった提案をして、お客様にとっての価値をより高めていくことが私の仕事です。紡ぎ手さんの原稿を尊重しながら編集して、紡ぎ手さんにとって私がプラスの存在になっていたら嬉しく思います。

苦労はあっても、それを上回る楽しさがある


大変さを感じるのはディレクションの部分です。私はクライアント様と紡ぎ手さんの中間にいる立場なので、やり取りが多く発生することがあります。

クライアント様も日々のお仕事に加えて、パーソナルブランドブックのためのインタビュー、原稿確認などに時間を割いていただきます。ご負担にならないスケジュールを逆算して組んだり、紡ぎ手さんの稼働状況も踏まえて調整したりなど、そういった点では苦労を感じる瞬間もゼロではありません。

とはいえ、どの仕事にも大変な部分はありますし、私の感覚では楽しんで取り組めている感覚が強くあります。

重複する部分はありますが、チームで議論しながら原稿を作り上げていく過程は、何回経験していても楽しく感じます。案件ごとにチームメンバーは異なるので「こういった特徴のあるクライアント様だから、この人にお願いしたい」といったようなチーム編成を考えるのも楽しいですね。

また、紡ぎ手さんの文章が、執筆を重ねるごとにステキなものになっていくんです。私がどこまで貢献できているのか分かりませんが、紡ぎ手さんの成長を間近で見れる点はやりがいにもつながっています。

編集者として、日々成長

私自身、編集をする中で「この編集で大丈夫かな」「うまく意図が伝わっているかな」など、不安に感じることはあります。でも、紡ぎ手さんから「京花さんからのコメントで新しい気づきを得た」「最後に太鼓判を押してもらえるようで、安心する」と言っていただけたときには、頑張りが報われたと感じます。

最初は私も紡ぎ手から始まって、今は編集のポジションを任せていただけるようになりました。
しかしながら私もまだまだ成長段階で、紡ぎ手さんの原稿から学ぶことがたくさんあります。「こういった表現の仕方があるんだ」と感心させられる瞬間も多くあって。より良いパーソナルブランドブックを製作するために、これからも成長を怠ることはありません。

働く社員様のモチベーションを高めたい


パーソナルブランドブックの編集を通して実現させたいのは、働く社員様のモチベーションを高めることです。

制作を通じて関わらせていただいた社員様個々人が、改めて自分はどういった想いで働いているのか振り返ったり、新たにやりたいことが見つかったり。パーソナルブランドブックによって、何かしらプラスの影響を生み出せていたら嬉しいです。

おそらく、社員様がお客様にパーソナルブランドブックをお渡ししたとき、「こんな素敵な想いを持っているんですね」といった言葉をかけられることもあるはず。その会話もパーソナルブランドブックがあるからこそ発生するものです。社員様が自分の仕事を誇りに感じていただける、そんな瞬間にお力添えできていたら嬉しいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!つむぎがご提供するサービスの中でも、働く社員の想いを文字にできるパーソナルブランドブックは、多くのクライアント様からご好評いただいております。社員様が自分の仕事をもう一度見つめ直す、そんなきっかけを用意したい場合は、ぜひパーソナルブランドブックの利用をご検討ください。

また、つむぎではパーソナルブランドブックの他にも、さまざまなサービスを提供しております。働くことに前向きになれる、そんな組織を作りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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【バックナンバー】
幸せな人を増やすことにつながる「VMV構築支援」【つむぎサービス大辞典 Vol.1】
入社後の定着までを考えて取り組む「採用ブランディング」【つむぎサービス大辞典 Vol.2】
従業員の成長につながる「社内報プロジェクト」【つむぎサービス大辞典 Vol.3】