みなさんこんにちは!つむぎの西本です。弊社がご提供するサービスを一つずつ紹介する「つむぎサービス大辞典」、今回が7回目になります。
今回ご紹介するサービスは「つむぎコネクト」です。弊社の名前が入っているこのサービスは、社内でも絶賛活用中。代表取締役の前田亮に、サービスの概要はもちろん導入することで得られるメリットなど、つむぎコネクトについて語っていただきました。
【お話していただいた人】
つむぎ株式会社 代表取締役 前田亮
1981年静岡県生まれ。2004年、慶應義塾大学卒業後、㈱船井総合研究所に入社。社内で初めてエンディング業界のコンサルティングに本格的に携わり、チーム、グループを立ち上げ、2017年から部長として組織マネジメントに携わる。2020年、人創り・組織創りの経験を活かした人材サービスを提供するつむぎ㈱を設立。お客様、社員に愛され、地域になくてはならない永続企業創りを人材戦略の面からサポートする。
つむぎコネクトは一言で表すと「理念浸透アプリ」
つむぎコネクトを一言で表すと、「理念を浸透させるためのアプリ」となります。
私は、企業が組織のエンゲージメントを高めるためには、企業理念を浸透させることが重要だと考えています。特に以下の3点が大切だと思うのです。
・経営理念に触れる機会を増やす
・経営理念を考えながら仕事ができる機会を増やす
・経営理念を体現している人が取っている行動がわかる
とはいえ、日頃から経営理念に触れる時間を取ることは、日々の業務もある中で簡単ではありません。少しでも手軽に経営理念に触れられる方法はないかと考え、生み出したのがつむぎコネクトでした。
つむぎコネクトの機能の一つに「つむぎマイレージ」があります。この機能は、企業が掲げているバリューに則った行動を取っている人に対して、メッセージを送るものです。
コミュニケーションを取る手段としてもつむぎコネクトは活用できますが、ただコミュニケーションを取るだけなら、他のアプリでも代用できますよね。そうではなく「会社らしさを加味する」ことを大切にしたかったので、バリューに紐付けてメッセージを送る形にしました。
開発の背景にあったのは、エンディング業界特有の課題
つむぎコネクトを開発しようと考えた背景には、クライアントにも多いエンディング業界特有の課題がありました。
特性上、エンディング業界はいつお葬式の依頼が入るか分からないので、大勢が一箇所に集まるのも難しいのです。複数店舗を運営する企業になると、なおさら一箇所に集まるのは非現実的。対面ではなくアプリのようなものを活用しなければ、理念浸透は難しいという結論に至りました。
しかし、いろんなアプリを探し回ってみたものの、その際に感じたのは機能が多すぎること。どの年代の人でも使いやすいように、必要最低限の機能が備わっているアプリを求めていたんですよね。「こうなったら作るほうがいいのでは」と思い開発することを決心したのです。
つむぎコネクトを導入すると、人の長所を考える時間が増える
つむぎコネクトを企業に導入するメリットは、大きく2つあると考えています。1つ目はコミュニケーションが促進されることです。
すでにご紹介したつむぎマイレージ機能によって、SNSのメッセージとは違ったやり取りができます。ここ最近よく耳にする「心理的安全性」を担保するうえでは、大きく貢献していると思います。
もう1つのメリットは、人のいいところに目をむける時間が増えることです。基本的にマイルを送るときは、送る相手の行動や言動など、何かが良いと感じたから送るはずなんです。その時点で、相手の長所を考えるきっかけが生まれますよね。
個人単位で相手の長所を考えていくうちに、いつしか企業全体がプラス組織になっていく。そして、バリューを含めた経営理念が身近になっていけば、つむぎコネクトを導入するメリットが最大限発揮された状態と言えるでしょう。
効果を最大限発揮するためには、チームによる推進が必要不可欠
つむぎコネクトを導入するメリットについて説明しましたが、効果を発揮するうえでは、チームによる推進が必要不可欠だと考えています。
2023年12月時点でいくつかの企業様に導入いただいてますが、どうしても個人に任せきりになると、マイルの送信数も少なくなってしまうんです。その傾向はどの企業様でも見られました。だからこそ、なるべくプロジェクトチームを作ることをおすすめしています。
ある企業様の例では、プロジェクトチームの動きが止まったことと比例して、マイルの送信数も少なくなっていました。ただ、チームとしての動きを再開させたところ、送信数も大幅に増えたのです。
もちろんチームを組まなくても動く状態になることが、もっとも理想的です。とはいえその状態を目指すのは簡単ではないので、まずはチームで取り組んでいただけたらと思います。
つむぎコネクトによって、理念の体現者や共感者を増やしていきたい
私たちが提供するすべてのサービスで共通していますが、お手伝いさせていただいた企業様が、持続的な発展を実現できるようにすることがつむぎの使命です。その手段として、つむぎコネクトがあればいいと考えています。
会社の創業時点から今も変わらない私の想いとして、企業が理念を大切にするのは、社員一人ひとりがその企業にいる理由を作ることだと思うのです。人手不足と言われている現在は、選り好みしなければ働く場所を見つけやすい時代になっていいます。
そういった時代に強い会社を作るにはどうすればいいか。「この会社にいたい」「この会社にいたら成長できる」といったように、「ここにいたい」と感じてもらえる前向きな理由が
会社にあること。この点がもっとも大事だと感じています。
また、「ここにいたいと思う理由」は何から来るかというと、会社が掲げる理念や思いに共感できるかどうかではないでしょうか。会社が目指す方向と、自分が成し遂げたいことがマッチしていれば、長く働き続けられると思うんです。だからこそ経営理念の浸透を大切にしています。
つむぎコネクトによって理念の体現者や共感者が増えていけば、「この企業で働きたい」と感じる人も増えるはずです。つむぎコネクトが、いい会社になるための力になってくれたら嬉しいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!経営理念の浸透に加えて、コミュニケーションの促進にも一役買っているのがつむぎコネクトの特徴です。「経営理念があまり浸透していないように感じる」「社員同士でコミュニケーションが取れているか不安」という場合は、ぜひつむぎコネクトの導入をご検討ください。
また、つむぎではつむぎコネクトの他にも、さまざまなサービスを提供しております。働くことに前向きになれる、そんな組織を作りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
【バックナンバー】
幸せな人を増やすことにつながる「VMV構築支援」【つむぎサービス大辞典 Vol.1】
入社後の定着までを考えて取り組む「採用ブランディング」【つむぎサービス大辞典 Vol.2】
従業員の成長につながる「社内報プロジェクト」【つむぎサービス大辞典 Vol.3】