みなさんこんにちは!つむぎの西本です。つむぎがご提供するサービスを一つずつ紹介する「つむぎサービス大辞典」、今回が9回目になります。
今回ご紹介するサービスは会社の創業ヒストリーを紡ぐ「ヒストリーブック」です。社内で編集・ディレクション業務を担当する佐藤良太に、ヒストリーブックの概要や制作時の想いなどを話してもらいました。「自社の歴史を一味違った形で残したい」という経営者様は、ぜひ最後までご覧ください!
【お話していただいた人】
佐藤良太
副業でSEOライティングや取材執筆、広報を経験したのち、2018年9月にライターとして独立。現在は編集者としても活動中。2022年12月からつむぎの一員となり、編集者として記事の編集業務だけでなく、紡ぎ手(=ライター)のライターデビューをサポートしている。社外では編集に加え、コピーライティングに携わることも。
企業の歴史、経営者様の想いを形にするのが「ヒストリーブック」
ヒストリーブックは、企業の創業の歴史や経営者様が大切にする考えを、一冊の冊子にまとめたものです。経営者様の過去と現在、未来についてお伺いし、社員やお客様に読んでいただけるものにします。
ヒストリーブックというサービスが始まった経緯は、企業が大切にする想いを形で残したいという気持ちからでした。従業員一人ひとりのエンゲージメントを高め「この会社で働き続けたい」と考える従業員が増えれば、自然と強い組織ができあがります。
なぜこの企業が誕生したのか、何を大切にしているのかといった企業理解は、組織で働くうえで重要だと考えています。自分がいる組織のことを改めて知る手段として、ヒストリーブックが誕生したのです。
基本的な流れとしては、経営者様に2時間のインタビューを3回実施し、半年ほどかけて一冊の冊子を制作します。私はその過程で編集および進行管理を担当し、より良い一冊となるよう尽力しています。
責任はあるが、嬉しさも大きい
ヒストリーブック以外にもさまざまな形で編集業務を担当していますが、創業のヒストリーから未来までをまとめることを任せていただく分、他の案件よりも責任の重さを感じています。インターネット上に掲載される一般的な記事と比較すると文字数が多くなるため、見出しの作り方など、難しく感じる部分があるのも事実です。
ただ、一つの企業のことを詳しく知れるのは、嬉しいことでもあるのです。
個人的な話で恐縮ですが、私は学生時代から歴史が好きで、人や企業の歴史にとても興味があります。「歴史をつむぐ」という行為に仕事で携わることができている部分に、嬉しさを感じています。
どんな仕事にも楽しい部分・難しい部分がある中で、特に強く嬉しさを感じられるのは、ヒストリーブックの制作だと思いますね。
新入社員に向けても、ヒストリーブックはおすすめ
ヒストリーブックの制作をおすすめしたいタイミングは、自社がこれから拡大を目指していたり、社長が代替わりするときです。変化が生まれそうなタイミングで立ち止まり、これまでの歴史を振り返ってみると、いろいろと再認識できることがあるかもしれません。
たとえば、どういった経緯で会社が大きくなったのか、大きくなるまでにどういった苦難を乗り越えたのかなどです。そういった過去を既存社員の方だけでなく、新入社員の方にも伝える方法として、ヒストリーブックは最適だと考えています。
また「社員に対して熱い想いを持っている」という企業にも、ぜひ制作をおすすめしたいですね。ヒストリーブックの制作を希望されるお客様は、特に会社の文化や従業員を大切にする企業が多いと感じています。
自分たちのビジネスがどれだけ社会に意義があるのかを考えていて、体現しようと試みている企業ほど、従業員を大切にしていると感じるのです。社内全体の結束力を強めるうえでも、ヒストリーブックが効果を発揮すると思います。
人を大切にする企業の歴史を残したい
私は企業の歴史を残すことに価値を感じているため、これからもたくさんの歴史を残していきたいです。ヒストリーブックを制作した結果、自社の社員がもっと会社のことを好きになったというお話もお聞きしています。
ヒストリーブックを通じて、社員の方が自社のファンになるお手伝いができたら非常に嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!企業が辿ってきた歩みを振り返るヒストリーブックは、歴史を残す方法として非常におすすめです。何かしらの形で歴史を残したいという場合は、ヒストリーブックの制作をご検討ください。
また、つむぎではヒストリーブック以外にも、さまざまなサービスを提供しております。働くことに前向きになれる、そんな組織を作りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
【バックナンバー】
働く社員をブランド化する「パーソナルブランドブック」【つむぎサービス大辞典 Vol.4】
企業の想いを写真中心で伝える「ステートメントブック」【つむぎサービス大辞典 Vol.6】