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ご支援させていただいた会社:株式会社みつわ様
株式会社みつわ様は、“地域で一番ありがとうと言われる会社”を経営理念として、2005年に設立された葬儀社です。長野県に拠点を構え、「家族の大切さ」「家族の繋がり」を再認識する機会を提供することを大切にされています。

ご依頼の背景や課題

みつわ様は2020年に企業規模拡大を遂げ、店舗と人材が増加。売上は急成長した一方、これまで在籍していたスタッフが会社の変化に追いつけなくなったのが課題でした。20人ほど社員が増え、会社としての方向性がバラバラになりかけた時期もあったといいます。そこで、規模拡大期ならではの問題をつむぎが支援することになりました。

戦略人事(2020年1月~現在)

「良い会社」として事業展開するうえで、人材の面で遅れを取らない、強く持続的な会社にすることが大きな目的でした。それを達成すべく、組織の軸を作り直し、人を育てる基盤を作る必要があったんです。そこで、戦略人事の支援を行いました。基本的な戦略人事の流れは「誰がどんな役割を担えそうか」という仮説を立て、プロジェクトを走らせます。そのプロジェクトを通して「組織でも役割を果たせるか」という仮説検証を行いました。

支援の結果、着実に管理職を増やすことに成功。2020~2021年の時点で、管理職は役員1人と部長1人の2人のみでしたが、現在は役員3人、部長3人となり、当時の社長は会長に。さらに売上面を見ると、2020年からの4年弱で売上が約2倍、件数は約3倍になりました。

カンパニーブック(2022年9月~2023年2月)

組織作りの一環として、会社の理念を見直す支援も行いました。理念づくりには様々な過程がありますが、特に「カンパニーブック」の作製が成果に大きく繋がっています。カンパニーブックとは、企業理念をはじめとする、会社が大切にしている想いをまとめた冊子のこと。会社の成長と共に新しい役員が輩出されるのは喜ばしいことですが、これまで作り上げてきた理念からブレてしまう場合もあります。カンパニーブックを制作したことで、常に読み込むべき「道しるべ」ができ、管理職だけでなく組織全体の考えがまとまりました。

心理的安全性ワーク(2022年4月~現在)

みつわ様には、他部署で働くスタッフ同士のコミュニケーションを強化し、スムーズに仕事を進めるという目標もありました。そこで、普段から深い繋がりを持っていないスタッフ同士の対話の場を作るべく、「心理的安全性ワーク」を開始。

施策が上手くいった要因は2点あります。1点目は、組織の状態に合わせてワークショップの内容を変えていった点。まずは、社内のコミュニケーションをより円滑にするため、話しやすさにフォーカスしていましたが、次は理念軸について考えようなど、半年に1度テーマ設定を変えたのが効果的でした。2点目は、必ず部長に参加してもらった点。はじめは参加者を自由に設定していましたが、後半は「誰と話すか」が重要になったんです。横のつながりができた段階で、縦の繋がりも必要だということで、部長とスタッフの対話も濃密にできるようになりました。

みつわ様は、人と組織の観点から会社を支えているだけあり、教育関連費に大きな予算をかけています。一般的に、299名以下の会社が一人当たりにかける教育関連費の約6倍もの予算をかけているのです。教育に予算をかけられる会社は、堅実に組織作りを行う姿勢が整っているため、スタッフのモチベーションもアップするのでしょう。

広報(2023年1月~現在)

広報では、社外向けの「ニュースレター」と、社内向けの「社内報」の2つを支援しています。どちらも「どうせやるなら、みつわらしいものをお届けしたい」という現会長の想いから、つむぎでの支援がスタートしました。社内報では「他部署の社員の他己紹介」や「会社内での掃除」をコンテンツ化し、みつわ様らしさが詰まった紙面を作成するサポートをしています。

ニュースレターも社内報もつむぎが支援には入りますが、私たちが代わりに作るのではなく、みつわ様と一緒に作り上げるようにしています。みつわ様のスタッフが広報に取り組む過程で、スタッフ同士の新たなコミュニケーションが発生したり、スタッフがリーダーを担うことでマネジメント力が身に付いたりといった効果が生まれています。

つむぎコンサルタント:つむぎ株式会社 代表取締役 前田亮
1981年静岡県生まれ。2004年、慶應義塾大学卒業後、㈱船井総合研究所に入社。社内で初めてエンディング業界のコンサルティングに本格的に携わり、チーム、グループを立ち上げ、2017年から部長として組織マネジメントに携わる。2020年、人創り・組織創りの経験を活かした人材サービスを提供するつむぎ㈱を設立。お客様、社員に愛され、地域になくてはならない永続企業創りを人材戦略の面からサポートする。

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